皆さまごきげんよう ♪ 泉店のコンティです (^∀^)
随分とご無沙汰しております。
先日、年度末の繁忙期が落着き一息ついていました。
通い慣れた歩道はすっかり桜色で、なんだか嬉しい気持ちで満たされました。
そしてつい、お腹も満たしたくなって…今回のテーマ『桜餅』です!!
桜餅は水溶き小麦粉を薄く焼いたクレープ状の麩の焼の物が関東風とされています。
一方、もち米=道明寺糒(ほしい)を荒く引いた道明寺粉製の桜餅が関西風と言われています。
どちらも生地の中にあんが入り、塩漬けの桜葉で包むことが共通しています。
ほのかな桜の香りを楽しみながら、しみじみ春を感じる和菓子です。
↑こちらが関東風。
江戸時代、寺の門番・新八が発案したことから寺名にちなみ『長命寺』とも呼ばれています。
↑こちらは関西風。
材料名にちなみ『道明寺』と呼ばれています。
どちらも甲乙つけがたい美味しさで、両方楽しめるのは中部圏だからなのかと得した気分です(笑)
(桜の香りと聞いてイメージするのは、花ではなく、この葉の香りが刷り込まれていることが面白い)
と大好きな茶人が記していたことを思い出し、納得してしまいました。
こちらは番外編↓
先日購入した異形の山野草『雪餅草(ユキモチソウ)
臼から雪のように白いお餅が伸びているようです。
お餅つながり(笑)
週末は雨予報で花見どころではなさそうですね…
そんな時は室内で桜餅談義に花を咲かせてみてはいかがでしょうか?