皆さんごきげんよう、泉一丁目店のコンティです!!
すっかり気温も上がって夏も近いな~と感じる今日この頃です。
花を扱っているとやはり夏の花材が日に日に多くなっています。
こんな風に季節の移ろいを体感できる花屋の仕事は楽しいですね♪
先日、我が家のお花を交換しました。
↑こちらは桐(キリ)の花です。
軽くて湿気を通さず、割れや狂いが少ない高級木材でお馴染みで、タンスや下駄の材料として知られています。
伝統的にも神聖な木とみなされ、家紋や紋章の意匠に多く取り入られています。
今回はそんな桐にリスペクトの気持ちで九谷焼の花器に真っ直ぐ生けてみました。
↑こちらは曲りの具合が素敵な枝を生けた様子です。
甘い香りが漂います(※かなり強い芳香剤のようです)
花屋で扱う桐の多くが蕾の状態で冬に流通していますが、花をつけるのは初夏の頃です。
昔は多くの家庭で植えられていたそうですが、名古屋ではあまり見かけられない希少の花です。
淡い紫色がより一層の魅力を放っています。
さて、何故昔はたくさん桐が植えてあったのでしょうか?
実は、かつて女の子が生まれると桐を植え、結婚の際にはその桐でタンスを作って嫁入り道具にする風習があったそうです。
ん~親の愛情を感じられます。
…からの!!
親への感謝、お母さんへの感謝…来る5月10日、母の日に伝えましょう!!!
ミヤコ花壇では母の日のフラワーギフトの予約を受け付けています。
当日は大変な混雑が予想されますのでお早めのご予約をお勧めします。
素敵な母の日の演出はミヤコ花壇におまかせあれ~!!